私は接客業を続けてはや10年
繊細な性格にも関わらずなぜこんなにも続けてこられたのか自分でも不思議だ。
自分は接客業に向いていると思って仕事をしたけど、自分は向いていないのに勝手に思い込んで仕事をしてきたように感じます。
繊細で心配性な自分と刺激を求める自分。
今までの経験から接客業に向いている人はどんな人なのか考えてみました。
接客業これが苦手
威圧的に怒られたりクレームを言われること
大きな声で怒鳴るように怒られたりすることは接客業をしているとたまに出くわします。
そういう態度でクレームを言われると、周りにいる人からの目線も気になり、委縮してしまって、なかなかうまい言い回しが見つからず、あたふたすることが多いです。
うまく言葉で説明するのが得意ではない私は、なんて返したらいいかめちゃくちゃ頭を回転させて、必死で対応します。
責任者がすぐ近くにいれば助けを求められますが、そうでない時はとても神経を使いダメージを受け続けます。
自分に非がないことを延々と怒られると、かなりのストレスで疲れ果てます。
無理難題を言われること
中にはあたかも当たり前のように、「あれこれをしてほしい」と強く主張される人がいます。
対応できることは頑張ってできる範囲で対応しますが、どうしても無理なことはお断りします。
その断り方が相手に刺激を与えないように考えて話すので、またまたこれも神経を使います。
上手に説明したり、かわしていたりする人がうらやましい。
イレギュラーな急なトラブルの対処をすること
そのトラブルは突然やってきます。
今まで経験したことのない、マニュアルにもないことが起きたりすると、あたふたしてしまいます。
最初の自分の行動がとてつもなく結果に影響をしてしまうと思い、責任を感じてしまいます。
後から自分の行動を思い返して、「本当にあれで良かったのか、もっとこうしていたら良かったんじゃないか」ぐるぐる思考が止まりません。
そのせいで他のことが手につかず、何もできない時間が結構あります。
急かされること
「急いでるから早くして!」「いいから早くやってよ!」
私は丁寧にやることが得意なので、こう言われることが本当に苦手です。
急ぐとミスも増えるし雑になるし、それでもいいですね!?と嫌な気持ちになって急いで対応しますが、どうしても時間が作業もあるので、その場合はその人がイライラしているのがわかるので、怒られないかドギマギします。
急いでいるのなら別の日、時間にすればいいのに、他の人もいるのに、自分の都合を押し付けてくる人は何にそんなに追われているのか…
接客業これが良い
丁寧な仕事を褒められること
「ご丁寧にありがとう」
自分が考えて作業して行動して言ってもらえたこの言葉、めっちゃ嬉しいです。
自分の頑張りが伝わった気がして、やってよかったと思えます。
人間性が高い人の接客をすること
見た目から感じが良く、話し方や態度も優しく、こちらがお待たせした時の返答もあたたかい。
世の中にはこんな人間性の優れた人がいるんだと尊敬の目で見るし、こういう人を接客した時はやはり気持ちが良いです。
働いているこっち側のほうがすごいなぁとか立派だなぁとか感じて刺激を受けます。
感謝されること
接客業の醍醐味といえば「ありがとう」感謝されることだと思います。
これが一番のやりがいではないでしょうか。
おもてなし、ホスピタリティの心が重要視され、口コミなどで広がっていきます。
人と人との対面で直接言われることが多いので、その時は心がほっこりして、相手のことを考えて行動して良かったと思えます。
接客業に向いている人
- 高圧的な態度の人にも動じない人
- 説明や話が上手な人
- 過去の自分の行動を思い返してとらわれない人
- 切り替えが早い人
- 人の役に立ったり尽くすのが好きな人
- 相手のペースにも合わせられるけど自分の芯がある人
- 人を観察することができる人
- 思いやりのある人
こんな人と一緒に働いたら本当尊敬!めっちゃ頼ってしまう。
まとめ
私が接客業をここまで続けられたのは、本当にいろんな人に出会うので、良い人や面白い人に会うことは刺激があっておもしろかったからです。
苦手なことがあってダメージを受けるし、あまり気にしない同僚を見てうらやましかったりするし、落ち込むことをあるけれど、繊細心配性パワーが役に立つこともあります。
向いていることをやるほうが良いけれど、自分のやりたいことをやるのが一番いいですね。
接客業でも環境が違うと(会社の方針、従業員の考え方、施設の雰囲気)働きやすさも天と地の差があるので、自分に合った環境で働きたいですね。
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